家庭科 期末テスト対策 私たちの食生活 ~生鮮食品・加工食品の特徴と食品の保存・食中毒の防止~(実際に出題されたテスト問題)

実際に出題されたテスト問題

⒈ 肉の種類と調理上の性質について、次の問いに答えなさい。

肉を加熱すると、( ① )の変性により縮んでかたくなります。これを防ぐためには、肉たたきでたたく、パイナップルなど肉を柔らかくする働きのある食品につけておく、などの方法があります。
肉のうまみを逃さないためには、最初に( ② )火~中火で加熱してから、続けて( ③ )火にして中まで火を通します。一方、鶏がらスープなど、肉のうまみを汁に出したい場は、( ④ )からゆっくりと長時間( ⑤ )します。

⑴ 上の文章の(  )に当てはまる語句を下の語群から選んで記号で答えなさい。

㋐強 ㋑中 ㋒弱 ㋓脂質 ㋔たんぱく質 
㋕ビタミン ㋖水 ㋗ぬるま湯 ㋘熱湯 
㋙冷却 ㋚加熱 ㋛放置

⑵ 肉は部位によって含まれる脂質の量が多くなります。牛肉と鶏肉について、それぞれの部位を脂質の少ない順に答えなさい。
①牛肉(ばら、もも、ひれ)
②鶏肉(ささみ、もも、むね)

⒉ ⑴ 加工食品の表示について、原材料名はどんな順番で書かれているか答えなさい。
  ⑵ 加工食品で使用される保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものを何というか答えなさい。
  ⑶ 袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のことを何というか答えなさい。(ヒント:お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど傷みやすい食品に表示されている。)
  ⑷ 袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のことを何というか答えなさい。

⒊ 食中毒の原因や予防について、次の問いに答えなさい。

食べたものが原因で、腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの食中毒が起こることがあります。食中毒の原因は、主に、食品についた細菌やウイルスです。最近は、温度、( ① )、栄養分の三つの要因がそろうと、食品の中で増殖します。ウイルスは、手や食品を通じて体内に入ると腸の中で増殖します。
食中毒を予防する三原則は、細菌やウイルスを、付けない、増やさない、( ② )ことです。

⑴ (  )にあてはまる語句を答えなさい。
⑵ (①)の要因を取り除くことによって細菌などの増殖を抑え、保存性を高めた加工食品の例を1つ挙げなさい。
⑶ (②)の具体的な方法として、中心部まで十分に火が通るよう加熱することがあげられます。目安として、何℃で何分間の過熱が必要か答えなさい。
⑷ 食中毒の原因となる下線部の細菌やウイルスの中で、次の食品による食中毒の原因となるものを語群から選び記号で答えなさい。
  ①鶏肉
  ②カキなどの二枚貝

㋐ウェルシュ菌 ㋑ノロウイルス ㋒アニサキス 
㋓カンピロバクター ㋔ブドウ球菌

答え

⒈ ⑴①㋔ ②㋐ ③㋒ ④㋖ ⑤㋚
  ⑵①ひれ➡もも➡ばら
   ②ささみ➡むね➡もも

⒉ ⑴ 多く使われいる順番に書かれている。
  ⑵ 食品添加物
  ⑶ 消費期限
  ⑷ 賞味期限

⒊ ⑴①水分(湿度は✖) ②やっつける
  ⑵干ししいたけ、ドライフルーツなど。(乾燥することによって保存性を高めた食品)
  ⑶ 75℃ 1分
  ⑷ ①㋓ ②㋑

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