小学生の頃から、多湖輝さんの「頭の体操」の大ファンです。子供の頃は、図書館で読みつくし、大人になった今は、全巻揃えて、読みたくっています。知っている大人の方は多いと思います。懐かしさ、感じてください!
そしてとっても面白いので、今の小中学生にも「頭の体操」を知ってほしくて!厳選した楽しい問題を集めてみました。
スマホでどこでもクイズができるっていい~!
答えが、問題のすぐ下に出てきますので、答えを見ないように注意してスクロールしてください♪
問1 受験勉強
受験生のマサル君は、ある学校の入試対策用の問題集を先輩からもらった。その問題集は1番から5番までの選択肢のどれかを選ぶ形式のものだったが、先輩が使った際の鉛筆の〇印がついている。問題をやっていても、どうもその〇印が気にかかるので、消しゴムで消してみたが跡が残ってしまう。なにかうまい方法はないだろうが。
(第10集 問15)
答え
あらかじめ、問題集のすべての選択肢に鉛筆で〇印を書いてしまえばよい。
問2 お買い物
ある奥さんが500円玉2枚を持って買い物に出かけた。使うお金はきっかり1000円。その内訳は、ぶどう120円、りんご210円、牛肉300円、お菓子150円、魚40円、洗濯ばさみ80円。
ところがこの奥さん、少々変わった人で、買い物をした5件のうち、釣銭をもらうのは、たった一軒にしたい。しかも、両替はまっぴらだという。こんな虫のいい話が可能だろうか。
(第1集 問54)
答え
可能である。
最初の果物店で、2枚の500円玉を使い、ぶどうとりんご別々に釣銭をもらえばよい。
問3 バースデーケーキ
バースデーケーキの上にはろうそくが10本燃えていた。そこへ風が吹いて、2本は消えてしまった。また後で見に行くと、さらに1本消えていた。そこで風の当たらぬように窓を閉めた。それからは残りの1本も消えなかったとして、最後まで残ったろうそくは何本か。
(第1集 問25)
答え
3本。
燃えていた7本のろうそくは、燃え尽きてなくなってしまう。残ったのは、途中で消えた3本のろうそく。
問4 細胞分裂
ある細菌は、1分経つと、2個に分裂し、また1分経つと、そのそれぞれが分裂し、合計4個になる。こうして1個の細菌がビンに一杯になるのに1時間かかるとする。
同じ細菌を、最初2個から始めるとすると、ビンに一杯になるまでに何分かかるか。
(第1集 問10)
答え
59分。
一個の細菌から始めると2個になるのに1分かかる。2個から始めるということは、要するに、この最初の1分間が節約できるだけ。
問5 スパイ
国境紛争しているA国とB国がある。いま、A国のスパイが国境を越えて、B国に入ろうとしたが、見張りが厳しくて越境できない。そこで、地下道を掘って侵入しようと企てた。しかし、この案もたちまち行き詰ってしまった。掘りだした土が増えるにつれ、敵の偵察機にそれが発見されそうな気配になってきたからである。はじめのうち土を隠していた小屋を建て増すにしても、どこかへ土を運び去るにしても怪しまれることに変わりはない。どうしたらよいか。
(第2集 問16)
答え
掘り出した土で、そのまま、掘ってきた穴を埋めていけばよい。呼吸をするための空気穴は小屋に残した土の分だけあけることができる。
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