大好きな多湖輝さんの「頭の体操」 厳選しました! 楽しいクイズ⑨

問1 予言

国際歴史学術会議で考古学者クルーゾー氏が、興奮気味にしゃべっていた。

「いまから500年前に書かれた古い予言の本の中に、今までどんな読者に対しても外れたことがないという一節があった。これからも絶対はずれないだろう」

さて、いったいどんなことが書かれているのだろう。

(第8集 問37)

答え

「いま、あなたはこの本を読んでいる」と書かれていたのだ。

問2 開けゴマ

冒険家のアバンチェル氏は、とうとう宝の洞窟の入り口にたどりついた。入り口は頑強な岩で閉じ込められ、悪魔の顔が彫られたその口からは、硫酸が白い煙をあげながらしたたり落ちている。硫酸の流れのすぐ前には、やがり岩をくりぬいて作った杯が置いてある。杯に硫酸を満たすと入り口が開くのだ。アバンチェル氏は、ボロボロになった地図とボールペンしか持っていない。ボールペンをつたわらせたら、一部が溶けてしまった。かといって、硫酸を手ですくって入れるわけにはいかないし、どうしたらいいだろうか。

(第8集 問38)

答え

ボールペンのプラスティックの棒を、よく服にこすりつけて、図のように硫酸に近づければよい。流れは静電気で引き寄せられて杯に落ちる。杯に硫酸がいっぱいになるまで、これを繰り返せばよいのだ。

問3 衝突事故

自動車が衝突事故を起こした。警察官がすぐ現場へかけつけたところ、運転手はかろうじて助かったが、もう一人は、すでに死亡していた。しかし、運転手の証言によると、この人物の死因は事故死ではなく、肺がんであるという。車に乗っていたのは、運転手と死亡した同乗者の二人だけで、あいにく目撃者はいないが、運転手がウソを言っていないことは、すぐにわかった。なぜか。

(第8集 休憩室③問1)

答え

肺がんで死亡した人を、霊柩車で運んでいたのだ。

問4 マッチ一本火事のもと

箱にマッチが一本だけ残されている。ランプで部屋を明るくし、暖炉に火をともし暖め、さらに水を張った浴槽を沸かして湯につかりたい。これらをみんな確実に実現するには、一番先に、どれに火をつけるべきだろう。

(第8集 問44)

答え

マッチである。火のないところに煙は立たない。最初にマッチに火をつけないことには、すべてがはじまらないのだ。

[おまけ:教授からのメッセージ]

瞬間的にヒラめいただろうか。この問題に悩んでしまった人はかなりの頭の運動神経が鈍っている。

問5 不思議な車

並んでいる二本の道路を、図のように二台の車が全く同じスピードで走っていた。しばらくすると、両者とも、スピードを変えないのに、いきなりBがAを追い抜き始めたという。こんなことがありうるだろうか。道路はずっと直線コースだった。

(第8集 問48)

答え

Aの走っていた道は坂で距離が長くなっていたのだ。

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