税理士会で聞いた実務経験2年の期間の計算方法をお教えします!

税理士を目指すアラフォーママの私見満載の経験満載の応援ブログです!

税理士を目指している方、
税理士試験を頑張っている方、
これから受験される方、
受験を考えている方、
夢に向かって突き進んでいる方、
気持ちが少しでも共有できたらいいなって思います。

 少しでも誰かの役に立てたら幸いです。

前回:簿記を学んでみませんか ~簿記2級~

仕事をしながら税理士試験の受験勉強? OR 勉強集中あとから実績?

税理士を目指す方は、
ほとんどが税理士事務所や会計事務所に勤めて実績を積みながら、
受験勉強をしています。

仕事をしながらなので、なかなか試験に合格するのが
難関であるとも言われています。

しかも5科目合格しなければならない
(そうでなくても可能。こちらについては、また書きます。)
ので、長い戦いであり、体力勝負です。

このことから、試験だけ集中し早急に合格して、
その次に仕事をするというパターンの方もいらっしゃいます。
わたしもこちらのパターンで始めました。

税理士になるには、
税理士試験をスルーしても実務経験2年以上は必要になります。
試験を通過したからといってもすぐには税理士にはなれないということです。

仕事をしながら税理士試験の受験勉強をするのか、
勉強集中して後から実績を積むのがいいのか、

やはりみなさんそれぞれの生活スタイル、環境、年齢等で変わってきます。

 税理士事務所に勤めながら受験勉強スタイル

税理士事務所に勤めて実務経験を積みながら、
片方で受験勉強をしていく。
聞こえは格好いいですが、相当大変です!

周りにたくさん見てきましたが、
結構疲弊している方々がいらっしゃいました。

仕事も、税理士さんのサポート的存在となるため、
時間が自由にならず、定時に帰れる職場も少ないため、
受験勉強の時間が削られていくという悲しい現実があります。

結局、合格するのに10年かかったという話は、稀ではありません。

ただし、実務経験をしっかり積んだ上で試験合格となるので
(合格するまで粘る必要もありますが)、
税理士試験合格と同時に税理士として羽ばたけます!
素敵ですよね。

 税理士試験勉強に全集中・合格後から実績を積むスタイル

大学生や、専門学生など、時間に余裕がある方は、
こちらになります。

金銭的な余裕がないと
仕事をせずに
勉強だけできる環境なんてほとんどありません。

こちらは、とにかく合格スピードが速いので、
1年に2科目合格していく方もいらっしゃったり、
みなさん目が血走っています。
専門学校に通っていると、いろんな方と出会います。

実家が税理士事務所や会計事務所の方は多く、
そういった方は、実務経験よりも資格を取得することを
優先する方が多かったように把握しています。

とにかく家業を継がなくてはいけないということで、
資格取得が必須になってくるからでしょう。


実務経験として換算されないこともあります!

ブログでお話してきたここまでの経緯

酒税法、
簿記2・3級、
を取得するのにトータルで
約20か月かかりました。

その間は、週に3回程度、
1日に数時間のアルバイトをしていたぐらいで、
勉強する時間を第一優先にしていました。

しかも実家でしたので、
家族には迷惑も心配もかけていました。

ちょうどきりが良い次の税理士試験のための講座が始まる前に、
再就職しました。

専門学校に通いながら仕事をすることに決め、
新たな気持ちで再出発。

雇ってもらった職場は実務経験として換算してもらえないことが判明

仕事場は、専門学校からある程度近くて、
家から通うのに遠くないところを探しました。
仕事が終わったら専門学校に通うためです。

専門学校から家までの間のちょうど中間地点くらいにある、
販売業を主とする会社でした。

簿記を取得したばかりでしたが、
経理事務
として雇ってもらいました。

個人店だったので、
経理事務だけでなく、
受付や接客、雑務など様々な仕事をしました。
いろいろな仕事をさせてもらえたので充実していました。

経理事務とは言っても、
税理士先生が毎月いらっしゃるので、
そのときまでに、現金出納帳、通帳、売上、仕入等を
まとめてパソコン入力するというシンプルな作業。

税理士先生に仕分けのことや
税理士試験の勉強法なども聞けて、
とってもお世話になりました。

ただし誤算だったのは、
ここで仕事をした期間は、実務経験に含まれないということ。

誤算 ~税理士会に問合わせしたら~

要注意点
経理の経験は、税理士になるための条件である実務経験に加算されるが、
ある程度大きな会社で経理をしていた経験がないとダメなようです。
(税理士会に電話で聞きました。)

税理士法第3条で、税理士資格取得の条件として、
税理士試験に合格した者は、

『租税に関する事務又は会計に関する事務で政令で定めるもの
に従事した期間が通算して2年以上あることを必要とする。』

税理士法|条文|法令リード (hourei.net)

と書かれています。

電話で税理士会に問合わせしたところ、

条文にある『会計に関する事務』については、
税理士事務所や会計事務所の事務や
企業での経理事務ということだそうです。

しつこく聞きすぎたのか、
「会計に関する事務以外のことをしている場合は、
ほとんどの時間がカウントされません!」と念を押されました。(笑)

結局

ここで約2年と少し働きましたが、
実務経験に一切含まれないという残念な結果となってしまいました。

経理といっても、
一般事務に毛が生えたようなもの。
雑務の部分が多すぎて、
胸を張って経理してましたって言えません。
仕方ない…。

仕事自体はとても楽しかったし、
皆さん良い人ばかりで、
専門学校を優先させてくれて、
いつも応援してもらって、
感謝しかありません。

税理士会で聞いた実務経験2年とは

そして、大事な実務経験2年という概念。↓

実務経験2年の計算方法(税理士会で聞きました。)
  •  積み上げ計算である
  •  カウントできるのは、
      1日7時間まで。残業は入れない。
      1か月22日まで。(1か月154時間まで)
      土日祝日は入れない。
  •  実際は、最低でも2年と1か月は必要になってくる。
      (と良い、とおっしゃっていました。)

ということで、
=154時間×25か月=3850時間
必要になるとのこと。

3850時間!?
あー先は長い!なんてぼやきながら…。
でもブログ書くのも楽しいし、
やりたいことがいっぱいすぎて、
こんな毎日も良いなぁって思っています(笑)

もしも、実務経験のことで同じ思いをなさっている方がいらっしゃったら、
めげずに一緒に頑張っていきましょう!

 

今実際に税理士事務所で勉強させてもらっています。
しかし、週に3~4日・1日5時間程度しか働けていません。
家庭優先にさせてもっていますので、
この戦いは長く長くなりそうです。
この道のりをゆっくりですが、
面白可笑しくブログにしていけたらなぁと思っております♪ 

 あなたの人生にほんの少しでも貢献出来たら幸いです。

おまけ♪ 実際に登録したときの時間数

結局、何時間で税理士登録の申請をしたのか?といいますと、

約4050時間です。

これで通りました♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました