税理士試験合格のための財務諸表論の理論と計算のコツ

財務諸表論について

財務諸表論の財務諸表とは、
会社の決算書や貸借対照表・損益計算書等の事を言います。
これらは、会社の成績表みたいなもので、これらを見るだけで、
この会社の財務内容が一目瞭然です。

借金がいくらあり、土地建物がどれだけあり、
売上だったり、利益だったり、会社の全てが詰まっています。
その会社の株主や債権者等にとって、とっても大事な資料となります。

また、それらの資料を基に、
正確な税金が計算され納付される
というように、
非常に大事な役割を果たしています。

財務諸表論は、
それらの財務諸表を作るために必要な概念を
しかっりと把握していくことが勉強内容となります。
そして、その財務諸表を正確に作るための知識も一緒に学ぶことになります。

会社にとって大事な財務諸表を作成するのが、
税理士であるので、財務諸表を正確に緻密に計算し作成できるように
必須科目に簿記論と共に財務諸表論があるのです。

2005年度の資格の大原の
財務諸表論の理論編の目次です。

↑資格の大原の
財務諸表論の理論編の目次です。

財務諸表論の理論と計算

財務諸表論の理論

財務諸表論の理論はかなりのボリューム
ですので、覚悟は必要です。

暗記がキーポイントになり、
覚えたものが多いほど勝利します。
短期間での暗記が得意な方は大丈夫ですが、
ほとんどの方が理論で挫折を味わいます。

ただ、時間をかけて自分のものにしていくことができる科目ですので、
覚悟をもって、付き合う!と決めて勉強に励んでくださいね!

財務諸表論の勉強は理解するのに時間がかかります。こういう事ね!って分かったようでいても、えっ、結局全然意味が違った…があるあるです。

ですので、とにかく暗記でカバーしていかなくてはいけません。
(専門学校の講師もおっしゃっていましたが、本当の意味で理解するのは難しいよって…。
マジかい…って突っ込み入れたくなりますよね。)

財務諸表論の計算

計算については、簿記論や簿記1級と比べて優しい問題となっています。
よって計算については簿記論や簿記1級を持っている方には楽勝な問題になりますし、
初学者にとっては、ここがネックとなります。
理論では時間を取られるし計算も1からとなるので、相当きついと思います。

ここで大事なポイント!

財務諸表論の計算は、簿記論で!!

初学者は簿記論と財務諸表論を併用して勉強していくことが、全科目合格への近道です。
簿記論の計算が財務諸表論の計算を助けてくれます。

簿記論と財務諸表論は、ほぼ同じ科目であるといっても過言ではありません。
結局、会社の財務諸表を作ることが目的の簿記とだいたい一緒!!それがまぁまぁ難しくなったと考えてください。

簿記論は計算のみの試験になります。
簿記論の計算ができるようになれば、財務諸表論の計算は余裕で出来てしまうので、大丈夫です♪

簿記論や簿記1級を持っている方と同じ舞台に上がると考えたら、
初学者はとにかく勉強する時間が沢山必要なことは確かです。

時間短縮して勉強するなら、簿記論と財務諸表論の2科目を一緒に頑張りましょう。

簿記論と財務諸表論を併用受験して合格!コツがあります!」にて、詳しく説明しているので、
良ければこちらもご覧ください♪

だれかのお役に立てたら幸いです。
人生長いようで短い!楽しみましょう!

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