税理士事務所で実務経験を積むタイミング☆みんなと同じ選択はしない☆

税理士試験を合格しても、実務経験がないと税理士ではない

試験の合格とは

税理士試験を合格するというのは、方法がいくつかあります。
その多くは

  1. 税理士試験5科目にすべてを合格したことによるもの
    税理士試験の概要|国税庁
  2. 税理士試験一部合格 + 大学院による免除によるもの
    大学院よる試験科目免除の取扱い国税庁

といった方法です。
これを突破したことを、税理士試験に合格したと言います。

ただ、これらを突破しても、すぐに税理士として働けるものではありません。
税理士登録には、また要件があります。
その要件が、↓

登録するための資格(税理士になるには)

 ポイント税理士になるためには、
以下の(1)及び(2)の要件に該当する者が、
日本税理士会連合会に備える税理士名簿に登録しなければなりません。
税理士の登録|国税庁 (nta.go.jp)参照)

(1) 税理士となる資格
 税理士試験に合格した者(これが上記の1です。)

 税理士法の規定により、試験科目の全部について
税理士試験を免除された者(これが上記の2です。)

ハ 弁護士(弁護士となる資格を有する者を含む。)

ニ 公認会計士(公認会計士となる資格を有する者を含む。)

(2) 実務経験

上記(1)に該当する者のうち、イ又はロの者については、
会計に関する事務(貸借対照表勘定及び損益計算書を設けて経理する事務)などに
従事した期間が通算して2年以上あることを必要とします。

↑これらが税理士法で定められているので、多くの受験生たちは、まず、

  • 税理士試験を突破すること、
  • 2年以上の実務経験を積むこと、

を目標に前進していき、
そのどちらも満たすことで、晴れて税理士として名乗れるわけです。

税理士試験の合格と実務経験同時に取れれば、最高である。

税理士試験と仕事の両立の大変さ

受験生の多くは、税理士事務所や会計事務所で仕事をして実務経験を積みながら、
一方では税理士試験受験生として毎日勉強漬けの日々を送っています。

これが税理士となるのには、超長距離走であると言われる所以、
受験と仕事の両立です。

1~2年の受験勉強で何とかなるのであれば、
仕事せずに受験勉強に没頭して…といったやり方もアリなんでしょうが、
税理士試験はそうはいきません。

全科目取得するのは、最低でも3~5年はかかります。
この3~5年を無職で…とは、そうは問屋が卸しません。
事実上、難しいです。

生活もしなければならないので、仕事はしていかなければならず、
それと同時に、受験勉強も頑張る必要があるんです。

税理士を目指すって、結構大変なことが分かりますよね。

また、税理士事務所は、決算時期や確定申告等、
繁忙期になると残業は当たり前ですし、
繁忙期ではない日常でも、定時に帰れることは難しいことの方が多いので、
勉強の時間を確保するのが一苦労です。

そこで、わたしは、早めに税理士試験に合格して、
後から実務経験を積むといった方法を選択して、
ここまで来ています。

それが正解かと言われれば分かりませんが、
私と同じ年でも、まだ税理士事務所に勤めながら、
試験に受かっていない人も少なくないのが現実としてあります。

ですので、できるだけ早い期間で税理士試験を突破し、
その上実務経験もその中で2年以上積めていたら、
最高なんです!!

本当に難しいことですので、そんな方に出会えただけでも、奇跡!

税理士試験の合格者の実態

年齢を重ねるごとに合格者の割合が減っていく

 そして、年齢を重ねるごとに、試験合格率は減少していきます。

税理士試験 年齢別合格者数の割合↓(令和2年度)

年齢受験者数合格者数合格者の割合
41歳以上10,105人1,334人13.2%
36~40歳4,343人832人19.2%
31~35歳4,619人1,002人21.7%
26~30歳3,890人977人25.1%
25歳以下3,716人1,257人33.8%
全体26,673人5,402人20.3%
令和2年度(第70回)税理士試験結果|国税庁 (nta.go.jp)参照

↑この表を見ると、
41歳以上の合格者の割合が一番低くなっています。
長年勉強してきても合格できないといった
辛い現実が待ち受けています。

もちろん、年齢に関係なく合格する方もいらっしゃるので、
一概には言えませんが、
年齢を重ねるごとに合格が遠のくリスクは高くなっているのが事実です。

若いうちに、しかも大学在学中に取得するのが一番合格率が高い!

若いうちに取得するのが一番合格率が高いんだろう
という事は予測できます。

しかし、下記の資料を見てみると…
大学在学中での試験合格率がめちゃめちゃ高いことが分かります!

学歴別の合格者数の割合↓(令和2年度)

学歴別受験者数合格者数割合
大学卒20,166人3,896人19.3%
大学在学中1,143人373人32.6%
短大・旧專卒676人117人17.3%
専門学校卒2,409人405人16.8%
高・旧中卒1,912人456人23.8%
その他367人155人42.2%
全体26,673人5,402人20.3%

令和2年度(第70回)税理士試験結果|国税庁 (nta.go.jp)参照

↑こちら表を見ますと、
大学在学中に合格している人の割合が
異常に高いのがおわかりでしょうか。

4年大学在学中の合格者数が多いということは、
やはり、若いうちに一点集中して勉強できれば、
合格しやすくなるんだという裏付けでもあります。

他の人と同じ道をたどる必要はない!

これが一番思うところです。
他の人と同じ道をたどる必要はない!のだということ。

他の人が、仕事をしながら勉強するという計画なら、
自分はどういう判断をして受験戦争を乗り切っていくか、
考える必要があると思います。

もちろん、大学在学中に税理士試験の合格を目指す!!
のが一番です。

ただ、現在大学生でないのであれば、
例えば、若いうちは、税理士事務所で働くのではなくて、

定時にしっかり帰れる仕事に就いて、勉強時間を確保するとか…
仕事を自分でコントロールできる仕事に就くとか…

何に重きを置いて若い時代を過ごすのかを考えることが
大事なんじゃないかと思うのです。

あっ!若い若いって、違いますよ。
税理士を目指している今、現在が一番若いんです!

若さって、歳を取ってからお金があっても、手に入りません。
若さって、ずるいです。
若いだけで合格率が上がってしまうくらいずるいんです。

若いときは、今、税理士事務所で働くことよりも
税理士試験を取得することを最重要に頑張ってほしいと
切に願ってます。

今のこの若さを何に使うかって、考えてください。
疲弊するためじゃない。
擦り切れるためじゃない。
自分を生かしてあげて欲しいです。

いくら税理士事務所で長年働いたとしても、
何年も試験が通らず、
税理士として働けなかったら、
悔しいと思うから。

数科目の試験を合格したら、大学院という選択はアリです!

試験の難しさや税理士事務所で働きながらの受験勉強は、
かなり苦しいという事はお伝え出来たと思います。

そこで、その次のお話です。
努力して数科目の合格をもらったら、
大学院での科目免除を考えるのはありです。

大学院の試験免除をもらう場合、
受験勉強ではない苦労も待っていますが、
仕事をしながらでもギリギリできます。

わたしが入った大学院は、
ほとんどお仕事をされながらの方ばかりでした。
私もその一人です。

大学院については、
税理士試験の科目免除 ~大学院卒業で試験を免除してもらう!
でも紹介していますので、詳細は省かせていただきます。

大学院では、税法の勉強を満遍なくすることができます。
そして、修士論文では自分の選んだ税法に関係する題目を掲げ、
それについて深く研究することができます。

今までの受験勉強とはまた違った視点から
税法を学ぶことになります。

受験勉強を必死に頑張ってきた方なら、
間違いなく2年で大学院を卒業し、
修士論文の国税審議会での認定も受けられます。

そして仕事と両立できる大学院を選ぶことが重要になってきます。

3年で、3科目もしくは4科目を税理士試験で取得して、
その後に税理士試験を大学院にて免除してもらう。
そんなメニューはいかがでしょうか。

全部で5~6年で、取得する。
若いうちに取得することを目標に頑張ってほしいです。

結論:実務経験を積みながら試験も突破できる一番いい方法!

時間を無駄にしない!合理的な仕事の選択

  • 税理士試験を受験しているときは、
    税理士事務所等で実務経験を積むのはやめた方が良い!
    (定時できっちり帰れる仕事にする!)。
  • しかも、実務経験を積むための仕事をするタイミングは、
    大学院に入る1年ぐらい前がベスト!

大学院へ入ることが前提ですみません。
しかしこれが一番時間を無駄にしないいい方法であると考えます。

これまでの説明で、
税理士試験を受験中に税理士事務所で疲弊するのはやめた方がいい理由は
お話できていると思います。

ではもう一つの、なぜ大学院入学の1年前に仕事に就くのかについては、

大学院に入ってから、税理士事務所で働くことにしたとしても、
雇ってもらえる確率がかなり低くなるからです。

長年、税理士事務所で働いていても
大学院へいくことを快く応援してくださるかというと、
そうではないところが多いです。

話し合いが必要です。
それはそうですよね。
今までその事務所で仕事をしてきた人が、
大学院へ通うからこれからは早く帰りますって…。
かなりの迷惑が掛かります。

話し合いで承諾してもらって、
ようやく大学院へ通えるといった経過をたどるのが常識ですので、
大学院へ入ってから、税理士事務所を探すとなると、
大学院に通っているというマイナスポイントを了承してくれる事務所を
探すのが難しいのが現状です。

仕事と大学院のどちらも疎かになってしまわないように、
しっかりと計画を立てることが必須だということです。

実務経験を積みながら税理士試験も突破できる一番いい最短で確実な方法とは!

結局、税理士となるための過程で最短で確実でお勧めなのは、

最初に仕事は税理士事務所ではなく、
定時に帰れる仕事をしながら3科目取得する。
  ↓
その後税理士事務所で働き始める。
  ↓
その1年後に仕事をしながら大学院へ通い始める。
  ↓
その2年後に、税理士試験免除の認定を受ける。
  ↓
晴れて税理士となる。(実務経験も税理士試験も突破)

という方法です。

もちろんこの始まりが、若ければ若い方がいいのですが、
税理士になりたい!と思ったその時が一番若い♪
のだから、そこからが始まりです。

諦めずに、この方法でトライしてみてください。

わたしもこの方法で、5年で税理士試験は突破しました…。
しかし、実務経験がありません。

これが失敗でした。なので、この失敗を生かして、
誰かがこの方法で税理士となってもらい、
無念をはらしていただきたい!!(はい、大袈裟。)

おまけ

言い訳はちゃっかりと(笑)
わたしもその時は結婚して、早めに子どもが欲しいと思っていたので、
この計画で仕事も大学院も子供も、という選択は難しかったというか、
無理だったのは事実です。

大学院2年目で結婚して、卒業時期には子供を産んでいました。
そして、今まで存分に子育てができて、
ありがたい人生を送らせてもらっています。

子育ても一段落し、
ここからは、また税理士という夢を叶えるべく、
実務経験2年を積むために少しづつですが、
頑張っていく所存であります。

あなたと同じ夢に向かって前進しています。
一緒に頑張っていきましょう!
あなたの夢が早く叶いますように!!

税理士への道
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ギリギリで税理士受験を突破した経験をもとに、頑張るあなたを応援します!

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