中学2年 教育出版 歴史⑩ 定期テスト対策 室町文化 教育出版穴埋め問題

金閣(左)と銀閣(右)

とけあう文化

幕府が( ① )に置かれた室町時代には、将軍や主な守護大名は、( ② )の文化に親しむようになりました。( ③ )が京都の北山に建てた( ④ )は、公家と武家の文化がとけあうという特色がよく表れており、( ③ )のころの文化を特に( ④ )文化といいます。義満の保護を受け、観阿弥と世阿弥によって大成された( ⑤ )は、平安時代から民衆の間で行われていた猿楽・田楽などの芸能をもとにしています。能の合間に演じられた( ⑥ )は、当時の話し言葉を使った喜劇として、民衆の生活の様子をよく伝えています。また、和歌の上の句と下の句を別々の人が読みつないでいく( ⑦ )は、地方を旅した連歌師によって広められ、寄合など集団の結びつきを強めるのに役立ちました。

答え

① 京都 ② 公家 ③ 足利義満 
④ 北山 ⑤ 能 ⑥ 狂言 ⑦ 連歌れんが

禅宗と文化

勘合貿易などによって、中国の文化ももたらされました。鎌倉幕府と同じように、室町幕府も禅宗を保護し、京都には大きな禅宗の寺が建てられました。禅僧は、幕府の使者として中国・朝鮮に派遣されるなど、政治や外交で重要に取り入れ、畳を敷いて床の間を設けた( ③ )も生まれました。

また、禅僧が中国からもたらした、墨一色で自然を描く( ④ )が盛んになり、禅僧の( ⑤ )は数々の名作を残しました。鎌倉時代に( ⑥ )が伝えた茶を飲む習慣はこのころに広まり、茶の湯として流行しました。
義政の頃の文化を特に( ⑦ )文化といいます。

答え 

① 足利義政 ② 銀閣 ③ 書院造
④ 水墨画 ⑤ 雪舟 ⑥ 栄西 
⑦ 東山

民衆に広まる文化  

経済的に成長し、自治を行うようになった民衆にも文化が広まりました。鎌倉時代におこった新しい仏教のうち、浄土真宗は、蓮如の布教により北陸地方などで急速に信者を増やし、日蓮宗は、京都や堺の町衆の間で信仰が広まりました。また、民衆の間で、節分・七夕などの行事や、盆踊りが行われるようになりました。「浦島太郎」や「ものぐさ太郎」などの( ① )とよばれる絵入りの物語も、人々に楽しまれました。守護大名の上杉氏に保護された、下野の足利学校には、各地の僧や武士が訪れ、( ② )学を学びました。

答え

① 御伽草子 ② 儒(学)

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