中学2年 教育出版 歴史⑪ 定期テスト対策 教会とコーランの教え 中世のヨーロッパ 教育出版穴埋め問題

中世のヨーロッパとキリスト教

4世紀の末、地中海を中心に広大な地域を支配していた( ① )は東西に分裂し、5世紀には、西ローマ帝国は滅びました。しかし、ローマ帝国の国教であった( ② )教は、教会や修道院を通してヨーロッパ各地に広まっていき、西ローマ帝国が滅んだ後に成立した新しい国々にも受け入れられました。中世の西ヨーロッパ諸国の王や貴族たちは、しだいに( ③ )を首長とする( ④ )教会と結びつきを強めていきました。

こうして、中世のヨーロッパでは、キリスト教を中心とする文化圏がつくられ、政治や人々の暮らしにも、教会が大きな影響力を持つようになりました。

答え

①ローマ帝国 ②キリスト
③ローマ教皇 ④カトリック

イスラム世界の発展

8世紀の中ごろ、イスラム世界は、中央アジアからイベリア半島まで勢力を広げ、東は中国(= ① )、西はヨーロッパと境を接するようになりました。交通が整えられて交易が活発に行われ、都の( ② )は人口150万をこえる国際都市になりました。イスラム世界では、9世紀ごろまでに『( ③ )』を基礎にしたイスラム法が整えられ、指導者はそれに基づいて政治を行いました。

広大な地域に勢力を広げたイスラム世界では、古代のオリエント、ギリシャ、インド、中国などの文化を取り入れ、それをイスラム教のもとにまとめた、高度な文化が発達しました。インドから取り入れた数字をもとに( ④ )数字を作り、中国から伝わった( ⑤ )・火薬・製紙や、( ⑥ )の技術を改良しました。これらは、後にヨーロッパにも伝わり、影響を与えました。

答え

①唐 ②バグダッド
③コーラン ④アラビア
⑤羅針盤 ⑥印刷

十字軍

11世紀ごろの西ヨーロッパでは、農業技術が向上し、商業や手工業も発達しました。イタリアの都市では、( ① )帝国(東ローマ帝国)や、イスラム世界との遠隔地貿易が盛んになりました。

一方で、イスラム勢力との関係に緊張も生まれました。この時期のキリスト教徒の間では、教会の勧めもあって、聖地への( ② )が重んじられるようになりました。11世紀の末に、キリスト教の聖地である( ③ )が、イスラム勢力の支配下にはいると、ローマ教皇は、( ③ )からイスラム勢力を追い払うために、( ④ )の派遣を呼びかけました。これ以後、200年にわたって東地中海沿岸に十字軍が度々送られ、( ⑤ )教と( ⑥ )教の対立が続きました。

答え

①ビザンツ ②巡礼
③エルサレム ④十字軍
⑤⑥イスラム キリスト(順不同)

確認問題

⑴ 十字軍が派遣された目的は何ですか。

⑵ 十字軍は神のための正義の戦いであり、参加したキリスト教徒が犯したたいていの罪は許されると説き、人々の宗教心を刺激したのは、誰ですか。

⑶下図を見て、これは何の研究が行われているところなのか答えましょう。

⑷ 下の図をみて、①②、Aに当てはまる言葉を入れましょう。Aは、①の都です。

答え

⑴ キリスト教の聖地であるエルサレムからイスラム勢力を追い払うため

⑵ ローマ教皇

⑶ 天文学 (イスラム世界では、天文学の研究が進んで、正確な方位や時刻をはかることができるようになり、その技術は航海などにも活用されました。)

⑷ ①イスラム ②ビザンツ 
  A バグダッド

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