新航路の開拓
ヨーロッパでは、香辛料などのアジアの特産物は、イスラムの商人などによる( ① )貿易を通じて輸入されていたため、高価で貴重なものでした。15世紀になると「地球は丸い」という地理学の考えに基づいて、( ② )路で直接アジアに行き、香辛料などを手に入れようとする動きが起こりました。特に、イスラム勢力を国土から追い出したばかりの( ③ )と( ④ )は、こうした商業の利益だけでなく、( ⑤ )教を広めるという布教の目的ももっていたため、新たな航路の開拓を競い合うようになりました。
1492年、( ⑥ )の援助を受けた( ⑦ )の船隊は、( ⑧ )を目指して大西洋を進み、( ⑨ )大陸付近の島につきました。
1498年、( ⑩ )の( ⑪ )が、大西洋を南下し、( ⑫ )南端を回ってインドにつく航路を発見しました。
そして、1522年、( ⑬ )の率いる( ⑭ )の船隊が、世界一周を達成し、地球は( ⑮ )ことが確かめられました。
答え
①遠隔地 ②海 ③ポルトガル
④スペイン ⑤キリスト
⑥スペイン ⑦コロンブス ⑧インド
⑨アメリカ ⑩ポルトガル
⑪バスコダガマ ⑫アフリカ
⑬マゼラン ⑭スペイン ⑮丸い
ヨーロッパ諸国の世界進出
新たな航路が開かれると、( ① )は、インドのゴアや東南アジアの( ② )を占領して、香辛料を中心としたアジアとの貿易に乗り出しました。( ③ )は、独自の文明が栄えていた南北( ④ )大陸に進出して、これを武力で征服し、( ⑤ )・( ⑥ )の採掘を進めました。こうして( ① )と( ③ )は、世界各地に( ⑦ )を築き、莫大な利益を上げました。また、両国は( ⑧ )の宗教改革に対抗してカトリック教会を支援したことから、勢力の立て直しを目指すカトリック系の( ⑨ )などが( ⑩ )を送り出し、アジアや中南アメリカで活発に布教活動を行いました。
ところが17世紀に入るころ、ヨーロッパでは、プロテスタントが優勢な( ⑪ )が( ⑫ )国王の支配から独立して経済力を強め、アジアにも進出するようになりました。( ⑪ )の商人は、東インド会社をつくり、インドネシアの( ⑬ )を根拠地にして、東アジアでの貿易の実権を握りました。
答え
①ポルトガル ②マラッカ
③スペイン ④アメリカ
⑤⑥金・銀(順不同)
⑦植民地 ⑧プロテスタント
⑨イエズス会 ⑩宣教師
⑪オランダ ⑫スペイン
⑬ジャワ
確認問題
⑴下の図を見て、①~③の航路を発見した人物の名前と、A・Bに当てはまる帝国の名前をいれましょう。
答え
⑴①コロンブス ②バスコダガマ ③マゼラン
A オスマン B ムガル
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