ロシア革命とアメリカ参戦
⑴ ロシア革命
第一次世界大戦の開戦直後から、ロシアは前線で敗北を続け、やがて都市では、食料や燃料の不足が深刻になりました。国民は、戦争をやめない皇帝・政府を非難し、中央アジアやウクライナでは、ロシアから分離して独立を目指す民族運動も広がりました。
これらを背景に…
①ロシアの首都で女性や労働者などが、パンと平和を求める抗議行動に立ち上がりました。この首都を答えましょう。
②①の後、軍の兵士も加わって、自治組織を結成しました。この自治組織を何といいますか。
③②の後、皇帝は退位し、帝政は倒れました。しかし、議会が主導する臨時政府も戦争を続けたため、これを倒しました。誰が主導となり倒しましたか。(下の写真)
④③の後、ソビエト政府を樹立しました。これを何革命といいますか。
⑤④は、何年のことですか。
⑵ 社会主義と講和原則
①ソビエト政府は、地主の土地を農民に分配し、資本家の工場や銀行を国有にして、( )主義を目指すことを宣言しました。( )に当てはまる言葉を入れましょう。
②①では、全ての交戦国に対して、「無併合・( )・( )」の原則に基づく講和を呼びかけましたが、聞き入れられず、不利な条件を受け入れて、単独で同盟国側と講和を結びました。( )に当てはまる言葉を入れましょう。
⑶ アメリカの参戦
アメリカは、開戦当初は中立を守っていました。
①このころ、連合国の船に対して潜水艦による無差別の攻撃を強めたのはどこですか。
②①により、アメリカは被害を受けたため、連合国側に加わって参戦することになりました。何年のことですか。
③②の翌年、アメリカが、ソビエト政府に対抗して「十四か条の( )原則」を発表し、議会制( )主義が戦後の政治の基礎となるべきだと主張しました。( )に当てはまる言葉を入れましょう。また、このときのアメリカの大統領(下の写真)を答えましょう。
⑷ 干渉戦争とソ連の成立
①ロシア革命は、世界から恐れられました。これにより連合国側は、ロシア各地に軍隊を派遣し、国内の反ソビエト派を支援しました。日本もまた、これに参加しました。これを何といいますか。また、何年のことですか。
②①の後、ソビエト政府は、この干渉戦争を乗り切り、1922年に何を結成しましたか。
⑸ 下の図の( )のA~Eに当てはまる言葉を入れましょう。
答え
⑴ ①ペトログラード(現在のサンクトペテルブルク)
②ソビエト
③レーニン
④ロシア革命
⑤1917年
⑵ ①社会
②無賠償・民族自決
③
⑶ ①ドイツ
②1917年
③平和・民主・ウィルソン大統領
⑷ ①シベリア出兵・1918年(1918年から1922年の間)
②ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)
⑸ A:日本
B:ロシア
C:アメリカ
D:ソビエト
E:ウィルソン
F:ドイツ
G:干渉
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