税理士を目指している方、税理士試験にチャレンジしようと考えている方、
簿記検定を受験しようとしている方、お金の勉強されている方、
今後どう動くか模索している方、一緒に頑張りましょう!!
わたしも税理士になれるように努力し続けたいと思っています。
ブログには、税理士になれるまでの道のりを書いていきたいと思っています。
もし少しでも誰かのお役に立てたら嬉しいです。
前回:初学者でも大丈夫!簿記って面白いです! ~日商簿記3級~
簿記2級へチャレンジ!
簿記3級・酒税法が合格した勢いもあり、続いて簿記2級チャレンジしました。
日商簿記検定2級について
- 日商簿記検定は、年に3回。だいたい3月・6月・11月。(2021年は3→2月。)
- 2級の受験料は、4,720円。
- 申込受付日時や、受付方法は、各商工会議所によって違う。(ネットで調べる必要がある。)
- 試験日の2か月前から商工会議所で案内がでる。
- テスト時間は、90分。
商業簿記&工業簿記(原価計算含む。) - 合格基準点は、70%以上。
簿記2級 難易度★★☆
商業簿記に加えて工業簿記が範囲となります。
商業簿記
購買・販売活動など、企業外部との取引を記録・計算する技能。正確な決算書作成を行うためのものです。(商工会議所)
つまり ↓
主として買った!売った!といった取引やそれに付随した取引をまとめて、明確に決算書に表していく作業ということですね!商業簿記3級の延長です。
工業簿記
企業内部での部門別・製品別の、材料・燃料・人力の資源の投入を記録・計算する技能。経営管理に必須である。(商工会議所)
つまり ↓
例えば、チルドのハンバーグ工場。ハンバーグ1個にかかる費用は、
材料である肉や玉ねぎ、卵等 + 機械を動かす燃料代 + それに関わる人件費諸々を合わせて、
原価が出ます。これをやるのが原価計算です。工場などの製造業に使われると覚えておきましょう。
簿記2級を勉強するなら何時間必要か?
3級とはレベルが違うって感じました。
その当時、専門学校には約4.5か月間通いました。
勉強時間を計算すると、
↓
- 商業簿記講義 16回 × 約2時間 = 32時間
- 工業簿記講義 14回 × 約2時間 = 28時間
- 試験対策講義 8回 × 約2時間 = 16時間
- 家での勉強時間 約120日 × 3時間 = 約360時間
合計 約436時間です。
3級とは違って、勉強時間が一気に増えました。
簿記2級の勉強の仕方
商業簿記は、3級のハイレベル版!って感じなので、3級ができたら、大丈夫です。
あとは、時間をかけて問題をとにかくひたすら解くだけです。
工業簿記については、商業簿記とは全く違うので、最初は慣れずに苦戦しました。
しかし、計算していくと面白かったです。頭の中は、テトリスみたいな感じです。材料と加工費を合わせて原価を計算して、、、最終的にそれに利益を乗せて出荷して、商売が成り立つ!!
図を書いていくと、テトリスみたいで面白いと思います。もし、2級の工業簿記の勉強を始めたら、思い出してください。あっ、これがテトリス!!って(笑)
とにかく簿記2級は、3級とはレベルが違うので、時間をかけてひたすら問題を解きまくってください。
こんなわたしでも2級を合格してます = 同じ時間勉強すれば誰でも受かります!
- 工業簿記の原価計算については、図を使って理解することがキーポイント!
- とにかく問題を解きまくる。
- 過去問を解きまくる。
- 専門学校の先生に聞きまくる。←専門学校通学の一番強みであります!!
↑ これで大丈夫です!!
独学でも大丈夫か?
独学でも大丈夫です! (ただし時間はかかります。)
独学って、自分の好きな時間に好きなペースで勉強できることが最大の強みですよね!朝活だったり、夜家族が寝静まってからだったり、仕事終わりのカフェ時間で・・・とか。
私は専門学校で約4.5か月間受講しましたが、実際のところ結構ハードでした。講義の時間は、必ず専門学校に行かなくちゃいけない(たまにDVDを借りたりすることはありましたが)。
通学時間(往復2時間)を考えると、家でもっと勉強できるじゃん!とかも思ったりしました。ただ、その頃は実家暮らしのアルバイト少々で時間に余裕はあったし、家での勉強も、実際は1日3~4時間以上はできていました。
お仕事をされている方や家事で忙しい主夫・主婦の場合、1日に勉強できる時間の確保が2時間程度が長く続けられる限界かと思うので、期間は少し長く設定する必要があります。
最後まで走り続けられることが大事!無理はしない!
そして独学では 自分で全部を理解しなければならないので、どうしたって時間がかかります。
よって
↓
- 3級飛ばして2級を受ける方であれば、約7~8か月
- 3級保持者であれば、約6~7か月
というように時間に余裕をもって期間を設定することをお勧めします。
時間の余裕が、心の余裕になる!
心に余裕があると、パワーがみなぎり、自身もついて、結果的に成功に導かれるような気がします!(かなり私見的意見ですみません。)
勉強一本で頑張る方(最短)
1日8時間勉強すれば、約55日間で達成する計算になります。最短で1か月半!
↑
勉強時間に糸目をつけない!という方限定です♪
独学で学ぶと決めたら、
分からない部分はYouTube!
努力次第で大丈夫!
楽しみながら頑張りましょう!
(たまたま韻を踏んでしまいました。汗)
どっちにしても、簡単に取れる資格ではないことを念頭に置いて、しっかり学んでいく姿勢が大事だということです!簿記自体は、楽しいものです。慣れるまでが勝負です。慣れたらこっちのものです。
専門学校はおすすめ!
別に、どこぞの専門学校からお金をもらっているわけではありません!(笑)
わたしは、専門学校で学んだので、専門学校のいいところを知っていますし、通ってよかったなぁって思うことしかないので、専門学校のいいところを書いていきます。
むかし、行政書士を独学で勉強してみて結局続かなかった過去もあり、独学で資格をとることにトラウマがあるのかもしれません…。(正直挫折しました。)
独学では・・・
- 分からない問題を解くのに時間がかかる。
- 自分だけで理解するにはハードルが高い。(私の場合だけかもしれませんが。)
- 分からないときに聞く人がいない。
- 税理士試験の必須科目である簿記論につなげていくためにも、しっかり理解した方がよい。
専門学校だと・・・
- 分からない問題は、すぐに質問できる環境が整っている。
- 定期的にテストもあるので、解くスピードが把握できる&問題にたくさん触れられる。
- スペシャリストが教えてくれるので、簿記をしっかり学べる。
- 周りに勉強している人がたくさんいるので、活力剤になる。
- 税理士試験についても色々と情報を共有できる。
ただし、専門学校に通うことの最大のデメリット!!高額な費用がかかります・・・。
簿記2級を大原簿記専門学校など大手(通学)で学ぼうとすると、8万円以上(WEB通信コースなら少し安くなります。6万円~)。わたしは、大原に通っていました…。
ということで、私には金銭的に専門学校は厳しいものでした。本当に膨大なお金を専門学校に貢いでいました(泣)。いや、自分に投資をしていたということですね。
もし金銭的に大丈夫なのであれば、私的には、専門学校に通学することをお勧めしますが、
そうでなければ、↓
通信制のZ会やクレアールなど、検定目標月プラス1年間制度があるようです。
受験生に優しいなぁと感じました。
不合格ならもう1年間受講できるとのことです。
簿記2級はそんなに難しくないと言われていたりしますが、
結構真剣に取り組まないと合格できない科目だと私は思っています。
お金の勉強自体は楽しいので、じっくり勉強してみても面白いと思います。
これから一緒に頑張ってみませんか?!
自分のペースで勉強ができるのっていいですよね。
専門学校で通う選択をすると、どうしても時間に縛られるから⇩
税理士試験 ~ここからが長い長い戦い~
ということで、簿記2級も合格し、やっとスタートラインに立てた感じといったところでしょうか。
ここからが本当の修羅場です。
ここで、税理士試験について簡単に。
一般的に税理士試験は、
① 必須科目である会計学の科目の2科目(簿記論・財務諸表論)と、
② 選択科目である税法の科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法または酒税法、国税徴収法、住民税または事業税、固定資産税)の中から3科目、計5科目合格なければなりません。
試験科目は、会計学に属する科目(簿記論及び財務諸表論)の2科目(必修)と税法に属する科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税)のうち受験者の選択する3科目(所得税法又は法人税法のいずれか1科目は必ず選択)です。
税理士の資格取得 | 日本税理士会連合会 (nichizeiren.or.jp)
税理士試験は科目合格制をとっており、受験者は一度に5科目を受験する必要はなく、1科目ずつ受験してもよいことになっています。合格科目は生涯有効です。
私の合格した酒税法は選択科目です。あと選択科目を2つと、必須科目を2つ合格しなければなりません。その時、気づきました。かなりの長期戦であることに。。。
税理士になる!と思い立ってからここまでで、20か月という月日を費やしています。
そしてここまでで取得した内容は、
↓
- 酒税法
- 簿記2級
- 簿記3級
残り、4科目。今考えてもぞっとします。1科目につき1年と言われていますので、あと4年です(泣)。まだまだ序章です。そして、
- これから長期戦になるということ。
- ずっと実家にお世話になることも申し訳なかった。
ということから、家を出て働きながら勉強することになったのでした。
⇩簿記も知らなかった人間が、税理士試験にチャレンジ!(笑)⇩
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