物の捉え方が多角的でとても面白いです。頭が柔らかくなる感覚が分かると思います!是非読み解いてみて欲しいです。
答えが、問題のすぐ下に出てきますので、答えを見ないように注意してスクロールしてください♪
問1 文房具のお買い物
茂君が百円玉を二つ持って文房具屋にでかけ、30円の消しゴム1個、20円の鉛筆1本、3枚で10円の紙を6枚買ったところ、130円のお釣りが返ってきた。茂君はソンをしたのだろうか、トクをしたのだろうか?
(第7集 問26)
答え
100円のトク。
70円の買い物をするのに、200円を出す人はいないから、当然茂君は100円を出したはず。それなのに130円も返ってきたのだから、100円のトクだ。
問2 お小遣いを出し合って
大輔は、妹の洋子と二人で小遣いを同額ずつ出し合って、お菓子をかってきてこういった。
「このお菓子は1個10円だ。洋子はぼくより二つ多く食べていいから、あと20円ぼくにおくれ。」
この取引、一見公正のようだが、じっさいはどうなのだろうか。
(第7集 問57)
答え
大輔が10円トクをする。
もともとお金を半分ずつ出したわけだから、最初にお菓子を半分ずつに分けるとすると、洋子が大輔から一個もらうだけで差は2個になる。だから、洋子は大輔に一個分のお金・10円をわたすだけでいいのだ。
問3 水売り
砂漠では水は貴重である。1ℓ多いか少ないかでときには殺し合いも起きる。さて、大きな皮袋に25ℓの水を入れた水売りが砂漠を歩いていたところに、水を19ℓ欲しいという客と12ℓ欲しいという客がやってきた。」二人には売れないのでどちらか一方にだけ売ることにしたが、なにしろ暑い砂漠のこと、できるだけ早く商売を終わらせたい。水売りは皮袋から1ℓ計るのに10秒かかるのだ。さて、どちらの客に売ったらよいだろう。
(第7集 問5)
答え
12ℓの客。
一見、25ℓから6ℓをくみ、残りを売ればいいと思うだろうが、皮袋に25ℓ入っていたことは水売りしか知らないので、客は納得しない。
問4 自動車講座
自動車を運搬するトラックがある。いま、自動車を満載して、その重量が10トンになっている車が、橋に差しかかった。ところが、この橋の重量制限は8トンで、橋に8トン以上の重量がかかると、橋は落ちてしまう。ところが、この自動車運搬車は、徐行もせずこの橋の上を通り過ぎてしまった。こんなことがありうるか。
(第4集 p195)
答え
ありうる。この車の前輪と後輪の間隔は、橋の長さより長かったと思われる。これならば、橋にかかる重量は8トンを超えない。
問5 サカナの切り身
ヴァイキングの船の上で、王様が王子にこんなことをたずねていた。「ここにサカナの切り身がある。この魚の名を当てたら食べさせてやるぞ。どんな方法を用いても良いから、あててみよ。ただし名をたずねる事だけはダメじゃ。」
王子はサカナの名は知らなかったが、あることを言ったために食べることができた。王子はなんといったのか。
(第4集 問044)
答え
「その切り身を食べさせてくれたら名が分かるので、まず食べさせてください。」と言った。
サカナの名を聞く以外ならどんな方法を用いても良い、という条件に注意しよう。もうひとつは、王子の第一の目的が魚を食べることにある、という点。つまり、サカナの名を当てるのは、単なる過程にすぎないことになる。
まとめ
多湖輝さんの「頭の体操」からの厳選クイズ♪楽しめましたか?
まさかの、「魚を食べさせてください」っていう発想、びっくりしませんでしたか?(笑)
会話の中で、こんなユニークな返しが出来たら楽しいですね~!
他にも出していますので良かったらご覧ください↓。
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