性腺の発育・発達
⑴ 下の緑の🔲に当てはまる言葉を言いましょう。
⑵ 下の文章の( )に当てはまる言葉を言いましょう。
体の各器官の発育を促したり、その働きを調整したりする物質に( 1 )があります。( 1 )をつくっている器官を( 2 )といいます。
思春期になると、脳の( 3 )から分泌される( 4 )ホルモンのはたらきによって性腺(女子では( 5 )、男子では( 6 ))が発育・発達します。女子では、女性ホルモンが、男子では男性ホルモンが性腺から大量に分泌されるようになり、体つきが変化するとともに、生殖器官の成熟が進みます。
男性でも、少量の女性ホルモンが、女性でも少量の男性ホルモンが、( 7 )から分泌されています。思春期になると精巣から男性ホルモンが、卵巣から女性ホルモンが大量に分泌されてくるため、性による違いが目立つようになります。
男性ホルモンは、( 8 )の発達を促進させ、女性ホルモンは、( 9 )の発育を停止させる作用を持っています。これらも関係して、男女の体つきに違いが出てきます。
ホルモンは発育に関与するだけでなく、( 10 )系による調節と共に、( 11 )調節や血液中の( 12 )の調節などに重要な役割を果たしています。
甲状腺からの甲状腺ホルモンは、生きるために必要な物を体内に取り入れ、不要なものを体外に排出する機能=( 13 )を調節します。
副腎からの( 14 )ホルモンは、血液中の( 15 )や尿へ排出するナトリウムを調節するなど様々な働きをします。
答え
⑴
① 下垂体 ② 甲状腺 ③ 副腎
④ 卵巣 ⑤ 精巣 ⑥ 体のはたらき
⑦ 成長 ⑧ 性腺刺激 ⑨ 精巣
⑩ 内分泌 ⑪ ホルモン
⑵
1 ホルモン 2 内分泌腺
3 下垂体 4 性腺刺激
5 卵巣 6 精巣 7 副腎
8 筋肉 9 骨 10 神経
11 体温 12 糖
13 代謝 14 副腎皮質
15 糖
生命を生み出す体への成熟
⑴ 下記の文章に当てはまる言葉を言いましょう。
生殖器官の成熟が進むと、私たちは新しい生命を生み出すことができる体へと成長していきます。すると、男子では( ① )、女子では( ② )が見られるようになります。
特に、初めて起こる射精を( ③ )、初めて起こる月経を( ④ )といいます。
生殖器官の成熟が進むことによって、わたしたちは新しい( ⑤ )を生み出すことができるようになります。
⑵ 次の文章を読んで、合っているものを選びましょう。
① 生殖器官が成熟する時期は、一人一人違います。他の人と比べて、早い・遅いなど心配する必要はありません。
② 女子は初経が起こってからしばらくは女性ホルモンの量が安定しないこともある。
③ 心の状態や食生活などが関係して月経周期が不規則になることはない。
④ 男性に女性ホルモンが、女性に男性ホルモンが分泌されることはありません。
⑶ 下の図の青🔲に当てはまる言葉を言いましょう。
答え
⑴
① 射精 ② 月経
③ 精通 ④ 初経
⑤ 生命
⑵
①、②
⑶
① ぼうこう ② 精のう ③ 前立腺
④ 精管 ⑤ 精巣 ⑥ 陰茎(いんけい)
⑦ 子宮 ⑧ 卵巣 ⑨ 卵管(らんかん)
⑩ 膣(ちつ)
射精
⑴ 下記の文章に当てはまる言葉を言いましょう。
男子では、精巣が発育すると、成熟した精巣の中で常に( )が作られるようになります。たくさんの( )は、精のうや前立腺からの分泌液と混ざって( )となり、性的な興奮や刺激を受けたときに、( )を通って射出されます。これを、( )といいます。
⑵ 下の緑の🔲に当てはまる言葉を言いましょう。
⑶ 精子の方向を①~③で順番に答えましょう。
答え方:①⇒②⇒③
答え
⑴ 精子 精子 精液
尿道 射精
⑵ ① 前立腺
② 精巣 ③ 尿道
⑶ ②⇒①⇒③
排卵と月経
⑴ 下記の文章に当てはまる言葉を言いましょう。
女子の卵巣では、( ① )ホルモンのはたらきによって、約1か月に1度、( ② )が出されます。これを( ③ )といい、卵子は( ④ )を通って子宮に向かいます。卵管の途中で、精子と卵子が出会い、結合することを( ⑤ )といいます。受精した卵子は受精卵となり、受精卵が卵管から子宮に入り、子宮内膜に着床し、母体から酸素や栄養を受けるようになることを( ⑥ )といいます。
排卵の周期に合わせて、受精卵が着床できるように子宮内膜は、女性ホルモンの働きによって充血して暑くなります。受精が行わなければ、不要になった子宮内膜は崩れて、血液と共に体の外に出されます。これを( ⑦ )といいます。
精子や卵子が作られ始めるのは( ⑧ )以降ですが、始原生殖細胞は、受精後約( ⑨ )後には出来ていて、10数年も眠り続けています。
生まれたときにすでに約200万個の未成熟の卵細胞が準備されています。そのうち卵子として排卵されるのは、一生のうち約( ⑩ )個のみです。
⑵ 下の緑の🔲に当てはまる言葉を言いましょう。
答え
⑴
① 性腺刺激 ② 卵子 ③ 排卵 ④ 卵管
⑤ 受精 ⑥ 妊娠 ⑦ 月経
⑧ 思春期 ⑨ 3週間 ⑩ 400
⑵
① 排卵 ② 受精 ③ 着床(ちゃくしょう)
思春期の心の変化への対応
それぞれ、下の🔲(ピンク色)から言葉を選んで( )に適当な語句を当てはめましょう。(使わない言葉もあります。)
⑴ 思春期の心の変化
( )期は、体と共に( )も大きく変化します。性への関心も高まり、異性や自分の体のことが気になるようになります。
こうした性への関心は自然な心の成長であり、そのことを悩んだり恥ずかしがったりする必要はありません。ただし、性への意識や行動には( )差と( )差があります。こうしたお互いの違いを理解して、中学生らしく付き合っていくことが大切です。
健康・個人・思春・自然・意識・男女・心・中学生
⑵ 異性に対する理解と尊重
( )への正しい理解と行動は、相手のことをよく理解しよう、尊重しようとする態度から導かれます。お互いの性に対する意識や行動の違いを理解し、( )を大切にして、相手の良さを認め合い、( )人間関係を築ていくことがとても大切です。
男性像・インターネット・自分らしさ・コントロール・高め合える・性・活動
⑶ 責任ある行動
性への欲求が高まると、もっと性について知ろうとする気持ちや行動が起こることがあります。
インターネットが普及している現代では、パソコンやスマートフォンなどから簡単に( )を手に入れることができます。しかし、これらの情報には不正確なものや、いたずらに性への好奇心をあおるような不適切なものも少なくありません。こうした情報に振り回されて、( )の被害にあることがないように、よく考えて中学生にふさわしい( )をとるようにしましょう。
性別・思春期・性に関する情報・異性とのかかわり方・責任ある行動・犯罪・日常生活
答え
⑴ 思春 心 個人 男女
(個人と男女は順不同)
⑵ 性 自分らしさ 高め合える
⑶ 性に関する情報 犯罪 責任ある行動
考える心・感動する心の発達
それぞれ、下の🔲(黄色)から言葉を選んで( )に適当な語句を当てはめましょう。(使わない言葉もあります。)
⑴ 心のはたらき
心は、( a )、( b )、( c )などの様々な働きがお互いに関連し合って成り立っています。心の発達には( d )が大きな役割を担っており、人や社会との様々な関わり方や、学習体験などによって変化していきます。
基本・社会性・個人差・知的機能・喜び・情意機能・大脳・共感
⑵ 知的機能の発達
物事や経験したことを見分ける、理解する、記憶する、判断する、行動しようとするなどの心の働きを、( )といいます。これは、大脳の発達とともに、( )歳ごろまでに目覚ましく発達します。
また、知的機能は、( )の発達と密接に関連しています。
20・30・15・知的機能・興味・言語能力・中学校生活
⑶ 情意機能の発達
情意機能には、( a )や( b )などがあります。
( a ) とは、物事の好き嫌い、喜び、悲しみ、怒り、といった心の働きを言います。中学生になると、人付き合いがより複雑になり、相手の気持ちを感じ取る能力、思いやる能力が高まってきます。そのため、場面や相手に合った適切な( c )ができるようになります。
( b ) とは、自分で決めた目標を達成するために努力する、我慢する、やり続ける、集中する、行動を( d )するなどの心の働きです。思春期になると、自分について深く考え始めるようになり、自分の願いや( e )のために、より強い( b )を持つようになります。
コントロール・理想の実現・神経質・意志・感情・社会人生活・感情表現
⑷ 下の図の🔲に当てはまる言葉を答えましょう。
答え
⑴
a 知的機能 b 情意機能 c 社会性 d 大脳
(a b cは順不同)
⑵
知的機能 15 言語能力
⑶
a 感情 b 意志 c 感情表現
d コントロール e 理想の実現
⑷
A 前頭葉 B 側頭葉 C 頭頂葉
D 後頭葉 E 小脳
人との関りと自分らしさ
それぞれ、下の🔲(黄緑色)から言葉を選んで( )に適当な語句を当てはめましょう。
⑴ 社会性の発達
( a )性とは、友達とうまく付き合う、集団のルールを理解して守る、自分の考えを適切に相手に伝えるなど、よりよい( )を築く態度や能力のことを言います。中学生の時期は家族や友達との様々な経験を通して、( )を守る、譲り合う、( )を思いやる、自分のふるまいや発言に気を配るなどの ( a ) 性がより一層発達します。
( a ) 性を身につけるということは、人や( )にただ従うということだけではありません。中学生の時期にふさわしい役割や行動について理解して、自ら判断し、( )しながら周りの人々と適切に関わることができるようになることです。
( a ) 性が発達するにつれて、人に頼ることなく物事を( )し、行動しようとする気持ちも強まります。そうした気持ちから親や先生に( )することがあります。このような複雑な心の動きは、私たちが( )していく成長の様子を表しているのです。
相手・意思決定・ルール・社会・判断・約束・反抗・自立・人間関係
⑵ 自分らしさ
( )期になると、周りから自分がどう見られているかを強く意識するようになり、友達と比べて自分が優れている、あるいは劣っていると感じたり悩んだりすることがあります。こうした心の動きは、より深く( )について考えるようになったことを意味します。周りを意識したり、悩んだりする経験を通して、より自分らしさを発揮させていくようになります。
私たちは、ものの考え方や興味・関心を広げ、様々な( )を積み重ねながら、社会性の発達とともに、より一層自分を ( )させていくようになるのです。
経験・自分・成長・思春
答え
⑴
a=社会
人間関係・約束・相手・ルール
意志決定・判断・反抗・自立
⑵
思春・自分・経験・成長
まとめクイズ♪
⑴ つぎの文章を読んで、正しければ〇、間違っている場合は✖をつけましょう。
① 脳の働きは年を取ると衰える。
② 大脳の前頭葉の大部分を占める前頭前野は、もっとも機械的な部分である。
③ 適切なコミュニケーションをするには、相手に合わせるだけで自己主張しないことが大事である。
④ 無意識のうちに、自分と他人を比べようとしてしまうことがあるが、自分と人を比べることで、自分の能力や存在価値を確かめようとしている。
⑤ インターネット依存症とは、インターネットを利用することが怖くなる状態をいう。
⑵ 上の⑴の④の『自分と他人を比べようとしてしまうこと』を何比較といいますか。
⑶ インターネットを利用して犯罪被害にあう事例が増えているので、トラブルに巻き込まれないように各々が責任ある行動をとる必要があります。どんな対策が必要か答えましょう。
答え
⑴
① ✖ (最近の研究では、認識や知覚などの重要な働きをつかさどる大脳皮質では、大人になっても脳神経細胞が増えることが分かってきている。)
② ✖ (前頭前野は、最も人間らしい部分とされている。)
③ ✖ (相手を尊重しながら適切に自分の気持ちや考え方を相手に伝えることが大切である。)
④ 〇
⑤ ✖ (インターネット依存症とは、日常生活に悪影響が出るほどインターネットに依存した状態をさす。)
⑵ 社会的比較
⑶ 例⇩
- フィルタリングを利用し、有害なサイトにアクセスしないようにする。
- 家族でしっかりと話し合い、インターネットの危険性について理解する。
- 個人を特定できるような写真や情報はインターネット上には載せない。
⇩5分休憩に面白いクイズでもどうですか?⇩
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