読み聞かせの本の紹介です。
実際に小学校で読み聞かせをして、ウケが良かった絵本たちです♪
こちらの絵本たちには大変お世話になりました。
読み聞かせをするときの参考になれば幸いです。
「クレヨンからのおねがい!」 作 ドリュー・デイウェルト
ケビン君(主人公)に対して、クレヨンの色ごとに色々と言い分があります。
いろんな考え方や発想があるんだなって、それが、何だか面白くて。
しっかり十人十色。
それぞれのクレヨンが書いたお手紙や絵も、個性がいっぱいで楽しい絵本です。
色ごとにお手紙があるので、読む文章は意外と長くなりますが、難しい文章ではないし、ほとんどがクレヨンくんたちの話し言葉なので、理解しやすいです。低学年くらいの読み聞かせにいいと思います。
それぞれの色のクレヨンの気持ちになって、または、どの色のクレヨンの気持ちが分かる?自分と近い?というような問いかけも楽しいです♪
いろんな意見がこの本にはつまっていて、一人で読んでいても何だかにぎやかな感じがしますので家にあっても楽しめます。
↑これは、緑のクレヨンからのケビン君へのお手紙です。
「ものすごくおおきなプリンのうえで」 作 二宮由紀子
この絵本は、子供たちとっても喜びます。1~2年生くらいがいいと思います。
女の子はもちろん男の子も美味しそうなスイーツでテンション上がってました。
見ての通り、色合いがカラフルで優しくて、絵も可愛くて、子供が書いたような癒される絵。
緊張感がなくて子供たちをすぐに絵本の中に引き込みます。
大人も読んでいて、楽しくなります。
大好きなスイーツに囲まれて、こんなことしたいなっていう夢が詰まってます♪
「バムとケロのもりのこや」 作 島田ゆか
この4コマ漫画な感じ、大好きで何度も見ちゃいます。
子供たちは、このバムとケロの仲良しで温かい二人の関係に釘付けになっていました。
絵も、隅から隅まで見ていたくなるほど、可愛くて、面白くて、思わぬところにこんなものが!みたいな感じで、宝探しのような感覚になります。
細部にまで、面白可笑しなストーリーが組み込まれていて、子供はもちろん大人もワクワク楽しいですよ~!子供たちも集中して楽しんで聞いてくれた絵本です。
この↑夜の感じも、雰囲気が出ていて大好きなシーンです♪
「ぼくのトイレ」 作 鈴木のりたけ
是非小学1年生で読んで欲しい絵本です。
まだ1年生だと、自分でトイレができていないお子さんもいらっしゃると思います。
うちの子はそうでした。
この絵本は、トイレに対して、こわいよぅ…とかなくなっちゃいます。
冒険しているような楽しさを教えてくれます。
絵も細かいところまで、面白可笑しく描かれているので、
子どもたちの目線が絵本から離れないこと間違いなしです!
このトイレだらけの世界感…
ずっと見ていられます(笑)。
「ゴリラのパンやさん」 作 白井三香子
ゴリラさんが一生懸命美味しいパンを焼いているのですが、外見が怖いゴリラさんのパンは全然売れません。どうにかしてこの美味しいパンを食べてもらいたくて、一生懸命試行錯誤します。そこから話が展開していくのですが、心がほっこりするお話です。
お話を聞いている子どもたちは、ゴリラさん頑張れ~!って気持ちになるようです。
最後は行列ができるパン屋さんになって、笑顔になれる絵本です。
不器用なゴリラさんが一生懸命な姿は、心が洗われます。
「どんぐりむらのぱんやさん」 作 なかや みわ
また、パン屋さんのお話です(笑)。
ほんわか&かわいいタッチの絵で、子供はもちろん大人もほっこりします。
毎日一生懸命働いている大好きなお父さんやお母さんに喜んでほしくて、そして一緒に遊園地に行きたくて、どんぐりの子どもたちはびっくりサプライズ作戦をします。
子どもたちも共感するようで、真剣に物語を聞いてくれていました。
絵を見ているだけでも癒される絵本です。
親の一生懸命さが子どもたちに伝わっているんだなって、ほっこり♪
子どもたちの真っすぐさ、見習いたい…。
「おしっこちょっぴりもれたろう」 作 ヨシタケシンスケ
こちらの絵本は、読み始めてすぐに、子供たちの視線はくぎ付けになっていました。
読み聞かせは15分程度という時間制限があったので、1冊の絵本では足りない場合等、
時間を調整できるという意味でも簡単に読めるし、しかも子供たちの集中が途切れない楽しい絵本という意味でも、どちらも叶えてくれる優れものでした。
なんか、すごくわかる…。あるあるではないでしょうか。私だけかな(笑)。
小学1・2・3年生 読み聞かせ まとめ
小学校・低学年は、みんなが集中して絵本に入り込める環境づくりが大事ではないかと思います。
学校の外に蝶々が飛んでいたら、それを追いかけたくなるのが、小学校・低学年。
絵本を15分という長い時間、最後まで聞いてくれてありがとう~!の世界です。
とにかく、今回楽しんでもらって、次も楽しみになって…という無限ループを作れたらいいですよね♪
少しでも参考になれば幸いです。
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