約2年前に亡くなった可愛い息子は、
クッシング症候群という病気によって苦しい思いをしながら、
それでも力強く一生懸命に生き抜き、そして天国へといってしまいました。
発症したのは、7歳頃でした。
治療法がない病気なので、辛い思いをされている方がいらっしゃると思います。
そしてワンコの事を思うと本当に胸が苦しいです。
ただ、うちの息子ちいちいは、発症してから投薬によりそこから元気を取り戻し、
13歳まで生きてくれました。
このブログでは、ちいちいのクッシング症候群に至るまでの経緯を書いていきます。
(その後の薬の投与については、次のブログで詳しく書いています。)
大事なワンコがクッシング症候群だと診断されて悲しい思いをされている方へ
もし同じようにクッシング症候群で悲しい思いをされている方にとって、
少しでも何かのお役に立てたられたらと思い書いています。
この病気との闘いは、死と隣り合わせなような気持ちにもなりますし、
未来が見えず辛いですよね。本当にこの病気は憎いです。
もしこの記事によって不快な思いをさせてしまった場合は、申し訳ありません。
しかし、真正面から現実を受け止めて、最後まで一生懸命に、
力強く生きたちいの姿に今でも心が正されますし、
私もそうでありたいと思って生きています。
そして将来、医療が進歩して、
この病気によって苦しい思いをするワンコや飼い主さんがいなくなって欲しいと心から願います。
息子の異変 ~クッシング症候群と診断されるまで~
小さいころのちいちいは、健康そのもの!
息子は、チワワのブラック&タンで、名前は「ちいちい」です。
出会った頃のちいちいは、小さくて、コロンコロンで、真っ黒くろでした。
小さいから、「ちい」。チーワワの「ちー」。
小さいころから遊ぶことが大好きで家の中を駆け回っていました。
あんなに小さい体で、どこにそんなエネルギーがあるのってくらい。
家からだいぶ遠くにお散歩にいっても疲れ知らずで、
それでも体力が有り余っていて。
結局、こちらがギブアップするくらいでした。
3~4歳頃のちいちい ~たまにおなかを壊す~
3~4歳頃からか、稀におなかを壊すことがあり、
血便もでることもあったので、動物病院へは通っていました。
そのころの血液検査等では異常なし、先生からの診断は消化不良。
胃薬をいただいて1~2日ですっかり良くなっていました。
ママ
お腹を壊しやすいのは、食欲旺盛で、早食い…。そのせいだろうと思っていました。もしかしたらその時に既にクッシング症候群の症状が?と思ったりしますが、今となっては分かり得ません。
5~6歳ころのちいちい ~太りだしたのでダイエット~
5~6歳にもなると、
年を重ねるごとにあまり遊ばなくなっていき、落ち着いているという感じでした。
そして、少しづつ太ってきていました。
小さいころに比べて運動しなくなったのに、
食欲だけは変わらずモリモリ食べていたので、
ダイエットをしてくださいと動物病院の先生から言われるようになりました。
そこで低カロリーなフードに変え、
おやつを少なくして、
ダイエット開始です。
それはそうだと思います。
いくら体格がいいからとはいえ、
一番太った時期で5㎏超ありました。
(チワワでこの体重はやばいですね。)
ダイエットして、何とか4.2㎏になり、
それを維持するのが大変でしたが、頑張りました。
もちろん一番頑張ったのは、ちいくんです!
6~7歳頃のちいくん ~尻尾とおしり辺りの毛が抜けてくる~
ダイエットをしてから体調もよかったのですが、少しして、
急に尻尾の毛が抜けてきていることに気づきました。
これはおかしいと動物病院に何度か足を運んでいます。
そこから急激に体調が悪くなっていきました。
どうにかして原因を探るべく家族で相談して他の動物病院もいくつか行きました。
そして、入院・手術施設も完備している大きな動物病院で診てもらうことができました。
検査に何日かかかるということでした。一日預けての検査もありました。
長い検査の結果、
クッシング症候群という診断が出ました。
クッシング症候群という言葉も初めてきいたので、
最初に聞いたときはそんなに恐ろしい病気だという認識はありませんでした。
とにかく原因が分かったことで、
今の医療で何とかなるのではないかとその時は思っていました。
まさか、こんなにも辛く大変な病気だなんて思いもしませんでした。
次からは、ちいちいのクッシング症候群の6年間を書いていきます。
「クッシング症候群と診断された後、
薬によって約6年も生きてくれた。」では、
クッシング症候群と診断された後のこと、
その時のちいちいの様子や症状、
投薬についてを詳しく書いていますので、
良かったらご覧ください。
薬の投与について、様々な考え方もあるとは思いますが、
薬が体に合ったことにより、
うちの息子(ちいちい)は体調が一時的に元気に戻って、
発症から約6年も生きられたという事実がありますので、
あなたの愛犬のお役に立てれば幸いです。
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