⑯大好きな多湖輝さんの「頭の体操」 厳選しました！ 楽しいクイズ⑯

問１　変動型貯金箱
1. 答え
問２　七変化
1. 答え
問３　G
1. 答え
問４譲り合い
1. 答え
問５　北風と太陽
1. 答え
他にも問題に挑戦♪

問１　変動型貯金箱

ヒロシ君は赤と青の二つの貯金箱を持っている。ある日、中に入っているお金を母親に見せると、
「赤い貯金箱の中身の方が、１０円多いわね」
といわれた。ところが、１週間ほどして再び母親に中身を見せると、今度は、
「青い貯金箱の方の中身の方が、５円多いわね」
と言われたのでびっくりしてしまった。この１週間にヒロシ君はお金を全然使っていないし、新しく貯金をしてもいない。もちろん、硬貨の枚数だってまったくあの時のままだ。この状況を説明していただきたい。

（第１１集　問４）

答え

ヒロシ君の貯金箱の中には、外国の通貨が混じっていたのである。そのため、為替の変動により、使っても貯金してもいない貯金の額が変動したのである。

問２　七変化

ある日、生物学者のマッド氏が魚類学会でこんな研究発表をした。
「魚の中にも保護色で外敵から身を守るものがいます。しかし私は、先日アマゾン川で、保護色どころかどんなものにもそっくりに姿を変えることが出来る魚を発見したのです。」
さて、博士の言っていることに何かおかしい部分はないだろうか。　

（第１１集　問７）

答え

どんなものにでもそっくりに姿を変えるのなら、それがもともと魚であるかどうか、だれにもわからない。

問３　G

タケシ君が台所にゴキブリ捕獲器を仕掛けた。とても強力な粘着液を使っているので、一度足を踏み入れたゴキブリはもう逃げられないと評判の製品だ。捕獲器を仕掛けてからしばらくして、ふと見ると、ゴキブリがまさにその中に入るところだった。ところが、タケシ君が見ている目の前で一度捕獲器の中に入ったにもかかわらず、そのゴキブリは通り抜けて出てきてしまったのだ。どういうわけだろう。もちろん、粘着液が効かなくなったのでもないし、ゴキブリが飛んだわけでもない。

（第１１集　問１３）

答え

もう、すでに捕獲器の中には、いっぱいのゴキブリが捕らえられていたため、タケシ君が見ていたゴキブリは、捕まっているゴキブリの上を通り、粘着液を踏まずに済んだのだ。

問４譲り合い

タカダさんがバスに乗っていると、あるバス停からお年寄りが一人乗ってきた。ちょうど、バスは満員で空いている座席は全然ない。お年寄りはタカダさんの近くに立っているのだが、若いタカダさんはまったく席をゆずろうとしないのだ。もちろん、終点はまだまだ先だ。いったいどういうわけなのだろう。

（第１１集　問４５）

答え

タカダさんは、そのバスの運転手だったのだ。これでは、お年寄りに席を譲るわけにはいかないだろう。

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問５　北風と太陽

太陽が北風に話しかけている。
「私は地球上のことならたいていはお見通しさ。でも、昼間の屋外の至る所にあり、しかも地球上の人ならたいていの人が見たことがあるのに、私の見たことがない物があるんだ。それが何だか君にわかるかい？」
「あなた自身の姿ですか」
「いや、わたしは、地球上にはいないだろ？」　
さて、太陽の見たことがないものとは、いったいなんだろう。

（第１１集　問８１）