読み聞かせの本って迷いますよね。時間も限られているし、子供たちが集中して聞いてくれるかなぁ…とか。
子どもが小学生の頃は小学校でよく読み聞かせをしにいっていました。朝の15分だけだし、仕事の前にも行けるし、自分の子どもの様子も見られるので楽しかったです。
今は流行病により読み聞かせも中止している小学校が多いとは思いますが、お家で子供との触れ合いの時間として、ママから子供に、もしくは子供からママやパパへの絵本の読み聞かせの単独ライブ、お勧めです♪
子どもが小学生のころ、小学校で読み聞かせをしていて、ウケが良かったものだけを抜粋してみました。
「めざせ!動物のお医者さん」 作 きむらゆういち
動物が大好きな子に是非読んで欲しいです。動物が大好きで困った動物を助けたいという思いから動物病院の先生になった話を直接聞いた主人公の翔太君。動物病院の先生が過去に動物のことで辛い思いをしていたり、動物が好きだからこそ避けられない悲しい現実だったり…動物の死との直面…。翔太君自身も動物が大好きで心に響きます。
翔太君と動物病院の先生の会話のなかに、愛情・優しさ・強さ・厳しさを感じることができますし、読み進めていくうちに翔太君の成長もみられます。
一人読みにも最適な内容になっています。
絵本という感覚よりは、文章は多いので読むのに時間はかかります。挿絵は多いので、読みやすくて一人読みにもいいですし、読書のとっかかりに良い一冊です♪
「わらいばなし 30話」親子の名作よみきかせ絵本
タイトル通り全てにオチが合って面白可笑しい内容です。
1冊に30話もあるので、かなりのお値打ち感です。
この1冊で何度読み聞かせを助けてもらったことか(笑)。時間が限られた中で読み聞かせをしなければならないので、絵本1冊読んでも時間が余ってしまうというようなときに、この「わらいばなし」が大活躍!時間調整してくれる優れものでした。子供たちも興味津々で聞いてくれましたし、他のママたちにも貸してあげらるし、重宝しました♪
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題名だけでも読みたくなります。
物語ごとに絵やイラストが違うので、飽きるようなこともなく、本当にお勧めな1冊です。
他にも1冊に何話も入っている本がありましたので、もし気になる方はこちらもどうぞ♪
家にあったら、寝る前に読む本としても重宝するのではないでしょうか。
「はれときどきぶた」 作 矢玉四郎
この本は、わたくしが子供の頃に大好きではまっていた本です。知っている方も多いと思います。懐かしいですね~♪
この創造力、ワクワクが止まりませんでした。豚が空から降ってくる世界、お母さんが鉛筆を天ぷらにして、家族で美味しく食べる世界…もっとあるんですが、日記に書いたことが本物になってしまう世界感に、無性にドキドキしたことを覚えています。
挿絵はほとんど白黒なのですが、それよりも日記と内容が面白すぎて気になりません。
読み聞かせの時間内には読み終わらなかったのですが、続きが気になったという事で図書館に走る子もいたようです。こどもたちの好奇心を駆り立てさせることが上手な本だなぁって思います。
この日記の書き方も、無理に気負ってなくて大好きです。内容は嘘ばっかなのに…(笑)。
人生面白可笑しく生きた者の勝ち♪です。
「どうぶつさいばん ライオンのしごと」 作 竹田津 実
この絵本に出会って、ハッとさせられました。自然界の掟を破っているのは人間であり、自然と共存できずにいるのは人間…。自然界での弱肉強食を物語にした絵本ですが、それを別の方向からの視点でみていることに感動すら覚えました。
かわいそう…という感想はあまりにも単純で、その裏に起きている事実を受け止めることができる考え方こそが生きていくうえで必要であること、勉強になりました。
是非子供たちに読んで欲しい1冊です。
物事を一方向から見るのではなく、多方向から見られるような視野がおっきい人間になりたいものです。
絵も何とも言えない雰囲気を醸し出して、物語の内容と相まってずっしり心に響きます。
「それしかないわけないでしょう」 作 ヨシタケシンスケ
この拍子抜けするような絵が子供も大好きです。
これは、傑作!ヨシタケシンスケさんの絵本は有名すぎて読まれている方が多いと思います。
私もハマってしまって、家で子供と何度も読んでいました。
読み聞かせのときも、子供たちは絵本に夢中になっていました。
こんな感覚って素敵だなって思える絵本です。純粋な子供の頃を思い出します。
読まれていない方は是非、読んでみてください♪
「ほくのニセモノをつくるには」 作 ヨシタケシンスケ
こちらもまたヨシタケシンスケさんの絵本です。
この創造力にはあっぱれです。
絵本の隅々まで楽しめる絵本です。子供の心をすぐにひきつけ、ヨシタケワールドにハマること間違いなしです。
↑これらのどれをとっても、面白すぎる。人間って、意外に面白い(笑)って思えますね。
こんな風に客観視できると、毎日心穏やかだなぁって。
子どもたちの注目はもちろん、大人も大好きな内容だと思います♪
小学4・5・6年生 読み聞かせ絵本のまとめ
小学校高学年くらいになると、読み聞かせする本の選択が難しいように思いますよね。あまりに内容が幼すぎると興味が湧かないだろうし、かといって難しい内容だと、ほとんど聞いてくれてなかったり…。これは、親として何か子供の心に残るようなものをという親心からくるものですよね。
ただ、それって恩着せがましいかもって思えて…。ですので、あまり難しく考えすぎずに、読み聞かせの時間が子供たちにとって、非日常のイベントのように楽しい時間にする!という目標でやるようしました。そうすることで、読み聞かせの本選びも負担にならずにこちらも楽めるし、お互い良い時間を過ごすことができたんじゃないかな…(自画自賛しないと読み聞かせはやってられません(笑)。)
どちらもWin-Winがいいです。みんなで楽しむことが大事~♪
これから読み聞かせをされる素敵なお母さん・お父さん、頑張れ~♪
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